フォワーダーとは
輸出入を行う企業(荷主)から委託を受け、船舶・航空機・トラック・鉄道などを利用して
荷主の貨物輸送を行う事業者を指します。自らは輸送手段を持たないことが特徴です。
荷主から委託を受けて輸出入のほとんどの部分を手配・代行して指定先まで届けることがミッションになります。
なぜフォワーダーが必要とされるのか?
これには国際物流の複雑性、不確実性が大きく関係しています。
■複雑性 – 膨大な知識とノウハウが必要 –
国際物流には関係法令、輸出入規制が多く、どの国から輸入するのかによって関税率が変わってしまうことも
あります。十分な知識がないまま独自に輸送を行おうとすると、かえって手間がかかり、無駄なコストが発生
する可能性もあります。そのため輸送ノウハウを持つフォワーダーに依頼することで輸出入の大部分を任せる
ことができるようになり、コストとリスクを抑えることができるようになります。
■不確実性 – 輸送リスク軽減 –
国際輸送には様々なリスクが隠れています。例えば、いつも利用している輸送ルートが自然災害による事故や
現地トラブルによって利用できない状態になることがあります。この場合、新たな輸送ルートを構築する必要
がありますが、フォワーダーであれば現地ネットワークを活かして迅速に代替となる輸送手段を確保すること
が可能です。
このようにフォワーダーを利用することによって輸出入に関するリスクやコストを軽減できる可能性があります。
上記の理由から国際物流の複雑性、不確実性をクリアにする役割としてフォワーダーは必要とされています。
BUSINESS FIELD
物流ソリューション
国際物流におけるコンシェルジュとしてお客様の要望に合わせた最適な物流プランを実現します。
25年以上に及ぶ国際物流支援で得たノウハウと幅広い海外ネットワークを活かして複数の異なった輸送手段を組合せることで、お客様に最適・最速の一貫輸送サービスを提供します。
3PL
3PL(サードパーティロジスティクス)としてお客様のサプライチェーンにおける物流業務を包括的に受託し、お客様の戦略的物流パートナーとして輸出入を最適化しています。これまで10,000社を超えるお客様の物流に携わることで蓄積したノウハウを活かしてお客様の状況・ニーズに最適な物流を実現しています。
輸出入通関サービス
貨物の輸出入にかかる複雑な通関手続きもお客様に代わって行っています。海外から輸送した貨物は、日本国内に到着後、税関にて通関業務が必要ですが、 この通関業務までを一貫して請け負うことで、工場出荷から納品までの輸出入一連の流れをスムーズに行うことが可能になります。
エーアイテイーの強み
日中間海上輸送に豊富な実績
日本の輸出入相手国である中国は全体の23.9%を占めており、日本にとって最大の貿易相手国となっています。 当社では設立当初より中国沿海部各地に重点的に拠点を設置することで、 細やかなフォロー、お客様への迅速な貨物情報の提供を可能にしています。その結果、年間取扱コンテナ本数274,000本の実績へと繋がりました。