お客様のパートナーとして物流を支える
Department
大阪営業部
profile
金川 高広 Takahiro Kanagawa
2006年 新卒入社
担当している業務を教えてください
大阪営業部で課のマネジメントを任せていただいています。
営業担当は持っておらずマネジメントに専念していますが、課員と同行してお客様を訪問したりはしています。
新型コロナウイルスが中国で蔓延し始めた時期には、当社の特徴である中国拠点の多さを活かして、各省ごとの最新状況を収集しながらお客様に情報展開を毎日していました。
現地情勢を把握するのに苦労されるお客様も多かったので非常に喜んでいただけました。
ここ最近では円安や燃料代高騰による影響で物流コストが膨れ上がり、輸入者様にとっては非常に厳しい状況が続いています。当社の利益だけを優先するのではなく、お客様目線に立ち、輸送する貨物の特性にあった最適な輸送方法をご提案し、結果少しでも物流コストを削減することができないか ということを常に意識しています。
ただ、単純な価格勝負だけではなく当社を選んでいただく付加価値がどこにあるのかということは常に探しています。
入社理由を教えてください
学生時代は体育会で部活動に熱中していましたが、就職活動の時期になり、当時は漠然と海外と関わる仕事をしたいという想いがありました。
そんな時にOBを通じてたまたまエーアイテイーを知り、興味を持ちました。
当時はまだ本社には50人程度しか在籍しておらず、20~30代ばかりの非常に若い会社でした。
活気のある雰囲気、これから会社が急成長していくような勢いに魅力を感じて入社を決めました。
職場の雰囲気、労働環境を教えてください
ONとOFFをしっかり分けている人が多く、メリハリのある良い雰囲気だと思います。
私自身もONとOFFを分けることを意識していて、就業時間内でのメンバーとの接し方と休憩中や終業後での接し方はある程度変えています。
無礼講ではないですが、休憩中や終業後は気さくに話してもらえるような雰囲気づくりを心掛けています。
営業部ではコロナ禍による物流混乱を契機に連帯感が強まったと感じています。
有益な情報があれば全体共有して、個人だけではなく部全体で助け合うなど、ここ3年ほどで横のつながりが強くなりました。
上司も信頼できる方で、もちろん厳しい一面もありますが、相談したら必ず応えてくれて力になってくれる優しい上司であるため安心して働くことができています。
印象に残っている仕事やエピソードを教えてください
営業マンとなって2年目に初めて行った海外出張が今でも忘れられません。
中国の上海・青島に行ったのですが、当時はスマートフォンがまだ一般的に普及しておらず、会社から貸与される出張者用のガラケーを持っていきました。
上海に着いて現地スタッフと連絡を取り、リニアモーターカーに乗ってくださいと指示を受けたところで電源が切れてしまい、充電できるところを探すも見つからず、中国語も話せない私は途方に暮れたのをよく覚えています。
唯一、現地事務所の住所を書いた紙は持っていたので、その紙を見せて人に聞いて回り、2時間後になんとかたどり着きました。その時に‘’中国の方は優しい方が多いな‘’と思った事が印象深いです。
これが縁だったのか、以降9年間で14回の中国出張と約3年間の深圳駐在を経験することができました。出張では2回目からはお客様と同行し、積み地側で輸出者との打ち合わせにも参加したり、現地視察をしたりしながら関係性を構築していく営業活動で、現在の大口顧客となるお客様と出会うなど、営業として沢山の経験をすることができました。
この仕事のやりがいを教えてください
「エーアイテイーさんがいてくれて良かった。ありがとう。」と言っていただけたときに非常にやりがいを感じます。
最初にお話ししたように自社で輸送手段を持たないフォワーダーはサービス業だと考えています。スムーズな物流を実現するために複数の選択肢の中から、自分で最良な組み合わせを考えて、お客様に最適な輸送プランをご提案するというアレンジ性の高さが特徴です。
私はお客様の物流を支える対等なパートナーになることを目指しています。
コロナ禍など物流が混乱している時期だからこそ、単に安売りするだけでは介在価値が低いと考えており、エーアイテイーだから任せたいと思ってもらえるように日頃から色々なことを考えて、自分の想いを込めたご提案をしています。